仕事がつらい!我慢すると鬱の可能性も?仕事がつらい理由とその対処法

仕事がつらくてたまらないとき、「誰もが経験するもの」「自分が甘えているだけ?」と考えることがあるかもしれません。しかし、つらいまま仕事に行き続けると心身に不調をきたし、鬱になって長期間働くことができなくなることも考えられます。本記事では仕事がつらいときに考えられる理由やつらくなりやすい時期、つらさへの対処法についてお伝えします。仕事がつらいと感じたら、無理をする必要はありません。ぜひ本文を参考に、仕事のつらさと正しく向き合ってください。

仕事がつらいのは甘え?仕事はつらくて当たり前?

「仕事はつらくて当然」「仕事がつらいと感じるのは甘えている証拠」と聞くことがよくあります。しかし、仕事のつらさは我慢するべきではありません。仕事がつらいときは甘えだと思わず、つらさを受け止めましょう。

仕事がつらいのは甘えではない

仕事がつらいのは甘えではなく、我慢する必要はありません。仕事がつらいと感じるのには原因があります。原因を解決することなく甘えだと思って我慢しても、状況が改善することはありません。

「3年は同じ企業に勤めなければならない」とよく言いますが、同じ企業にいても仕事がつらい原因を取り除くことができないと判断できれば、辞めてしまうほうがよい場合もあります。

仕事がつらいことを我慢していると鬱になる可能性も

仕事がつらいことを我慢していると、心身に異常をきたし鬱になってしまう可能性もあります。一度鬱になると完全に治ることはありません。

一時期休みを取れば楽になる場合に無理を続けて鬱になると、その後長期間働くことができなくなることもよくあります。

仕事がつらくなりやすい時期はいつ?注意したい時期とは

社会人の中でも特に仕事がつらくなりやすい時期があります。続いて、仕事をつらく感じやすい時期を具体的に紹介していきます。これらの時期に頑張りすぎると、鬱を引き起こしてしまうことも考えられるので、十分注意してください。

新卒で働き始めた最初の半年

新卒の最初の半年は最もつらいといっても過言ではありません。社会人の生活は学生時代の過ごし方と大きく異なり、プレッシャーや責任が重くのしかかってきます。

特に最初の半年間は新卒社員に有給休暇が与えられていないことも多々あります。慣れないことの連続で非常に心身が不安定になってしまう傾向にあるので、体調管理に気をつけないと仕事がどんどんつらく感じてしまいます。

転職後最初の1か月

転職後、最初の1か月も「仕事がつらい」「仕事に行きたくない」と感じやすい時期です。親しんでいた環境が一転し、何もかもが新しくなるため変化についていくのが負担に感じることがあるためです。

しかし、新卒のころに比べると驚くほど早く新しい企業のやり方に慣れることができるでしょう。社会人としての基礎がしっかりしているほど、転職後のつらい期間も短くなります。といっても心が疲れやすい時期ではあるので、無理をしないことが大切です。

昇進した後

昇進はうれしいものですが、その分責任やプレッシャーをともなうため仕事がつらく感じてしまうことがあります。

期待に応えようと無理をして働きづめ、倒れてしまうこともめずらしくありません。自分の能力以上のポジションへ昇進する場合はリスクをともなうことも覚えておきましょう。

産休・育休復帰後

女性に関しては、産休・育休から復帰後に仕事のつらさを感じることが多々あります。会社は自分がいなくても回っていたため、居場所がなくなったように感じたり、自分が荷物であるような気がしてしまうことがあるためです。

また、仕事と育児の両方に追われて体を壊してしまったり、抑うつ状態になってしまうこともあります。「自分なら両立できる」と過信せずに無理して働きすぎないよう気をつけなければいけません。

鬱の可能性も?仕事がつらい時に体に現れる症状とは

仕事がつらいとき、心や体に異常が現れることがあります。以下の症状が現れ始めたときは黄色信号です。

  • 涙が止まらなくなる
  • 朝起きれず、夜眠れない
  • 常に体がだるく疲れが取れない
  • 何をしても気持ちが晴れない
  • 頭痛や耳鳴りなどが慢性的に現れる
  • 食欲がなくなったり、逆に食べ過ぎたりする
  • 自分をいつも責めてしまう

これらの症状が複数あてはまる場合、放っておくと抑うつ状態になってしまうことも考えられます。症状が出始めているなら早急な対処が必要です。

涙が止まらなくなる

突然涙が出て止まらなくなるときには心に非常に大きなストレスがかかっている可能性が高いです。泣きたい気持ちでもないのに、涙をコントロールできないことがあれば、仕事のつらさへの対処を真剣に考えなければいけません。

朝起きれず、夜眠れない

心身に現れる異常の一つに睡眠障害があります。眠いのになかなか夜に寝付けなくなったり、いくら眠っても朝起きれなくなったりします。休日は丸一日寝て過ごすことが続いているなら注意が必要です。

常に体がだるく疲れが取れない

仕事がつらいことへのストレスは蓄積していきます。どれだけ寝ても、リフレッシュしても、常に体がだるく疲れが取れなくなっていくことがあります。根本的な原因を解決しない限り、完全に疲れが取れることはありません。

何をしても気持ちが晴れない

心にストレスがかかりすぎると、何をしても気持ちが晴れなくなります。以前の趣味に没頭できなくなったり、嬉しい、楽しいと感じることがなくなってしまいます。

自分をストレスから守ろうと心の働きが鈍くなります。我慢しすぎると何も感じなくなってしまいかねません。

頭痛や耳鳴りなどが慢性的に現れる

仕事がつらいとき、頭痛や耳鳴りなどの体調不良が慢性的に現れることがあります。肌のトラブルとして現れることもあり、ひどい場合には帯状疱疹が出ることもめずらしくありません。

背中の1部が痛くなったり、口や喉が異常に渇いたりすることもあります。

食欲がなくなったり、逆に食べ過ぎたりする

仕事のつらさを我慢していると、摂食障害の症状が現れることもあります。お腹がすかずまったく食欲がなくなったり、逆に過食となってしまう場合も考えられます。

ひどい場合には味覚がにぶくなり、何を食べても味がしなくなります。

自分をいつも責めてしまう

仕事がつらい日々が続くと、自責思考にかたよってしまいがちです。「すべて自分が悪い」「ちゃんと仕事ができないからつらいのかもしれない」と自分を否定し続けていると要注意です。

自分に責任がないことまで自分のせいだと思い込み、余計にストレスを抱え込んでしまうようになります。

仕事がつらいときに考えられる5つの原因

仕事がつらいとき、主に根本的な原因となっているのは5つです。

  • 人間関係
  • 仕事内容
  • 労働環境
  • 待遇
  • 性格

何のせいで仕事がつらくなっているのかを考えてみましょう。まずは仕事がつらい原因を正確に突き止めることが最も大切です。

原因1:人間関係がよくない

「上司とうまくコミュニケーションできない」「職場の人からいじめられている」など人間関係に問題がある場合、仕事がつらくなってしまいます。

人間関係は働く上でとても大きな要素です。どの年代の転職理由でも上位にあがるのが人間関係です。一緒に働く人を選ぶことは難しいですが、できる限りストレスの原因となる人は避ける必要があります。

原因2:仕事内容が自分にあっていない

仕事内容が自分の適性にあっていないと、つらい思いをしてしまいがちです。人と話すのが苦手なのに営業職に就いてしまったり、軽い気持ちで未経験のプログラマー職に応募してしまったり、という場合に考えられます。

難しすぎる仕事を与えられていたり、やりがいのない仕事ばかりしているときも仕事がつらくなっていきます。自分に向いているかどうかという観点でも仕事について考えてみてください。

原因3:労働環境が悪い

「長時間残業が蔓延している」「休日にいきなり呼び出されることが多々ある」「通勤時間が長い」など、労働環境が悪いことも仕事がつらい原因となりえます。

ブラック企業の労働環境は劣悪なことが多々あります。もし自分の労働環境に異常を感じる場合には、一度他社と比べながら見直してみることが必要です。

原因4:待遇が悪い

「給料が低い」「どれだけ残業しても手当が出ない」「ボーナスがない」など、待遇が悪いまま働き続けると、仕事をしている意味を感じられなくなってしまいます。

改善が見込めない場合には転職も視野に入れるべきでしょう。

原因5:言いたいことが言えない性格

他人に遠慮しすぎたり、気を遣いすぎたり、言いたいことが言えない性格だと仕事上の不満が蓄積してどんどんつらく感じてしまう傾向にあります。

なかでも内向的で真面目な人ほど1つ1つのことを重く受け止めすぎてしまいます。言いたいことが言えるような環境づくりをしなければ、仕事のつらさが改善されることはありません。

仕事がつらいときはどうすればいい?試したい対処法とは

仕事がつらいとき、具体的にはどのような対処法をとればよいのでしょうか。ここでは以下の6つの方法をお伝えします。

  • 本や映画で気晴らしをする
  • ヨガや筋トレで体と心を整える
  • 無理をせずに休職する
  • 部署異動を申し出る
  • 思い切って転職する
  • 誰かに相談する

この6つの中で、自分にできそうなことから試してみてください。できるだけ、仕事がつらい原因を根本的に取り除くことができるような選択肢をとってみましょう。

本や映画で気晴らしをする

仕事がつらいのが一時的なことだとわかっている場合には積極的に気分転換をしましょう。現実を忘れることができるような本や映画を見て、仕事のつらさを忘れることをおすすめします。

また、「仕事が辛い辞めたい時に見る本」(著:ゴマ夫)など仕事がつらいときに考えるべきことを提示してくれる本もおすすめです。

ヨガや筋トレで体と心を整える

体を動かすことで、心が安定することがよくあります。ヨガや筋トレで体を動かすと、気持ちがすっきりし、前向きになれるでしょう。

特にヨガには呼吸を整え、心をリラックスさせることを助けてくれます。リフレッシュが必要だと思うなら、ぜひヨガや筋トレをおこなってみてください。

無理をせずに休職する

「仕事がつらい」と慢性的に感じて、心や体に異常が出ている場合は無理をせずに休職しましょう。「職場に迷惑がかかる」と考えてしまうかもしれませんが、欠けた人員を補うのは会社の役目です。心配する必要はありません。

そして無理を続けると反動が大きくなり、働くことができなくなってしまうことも考えられます。

部署異動を申し出る

人間関係や仕事内容に問題があるときには部署異動も1つの対処方法です。また周囲の人間が変わると、労働環境が大きく変化します。

思い切って転職する

「部署異動でも悩みが解決することはない」「会社の規模が小さく部署異動ができない」そんなときは思い切って転職することをおすすめします。年次が浅くとも、我慢し続ける必要はありません。

もし転職に不安がある場合は、以下の転職エージェントに登録してみてください。キャリアアドバイザーが親身に相談に乗ってくれます。

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誰かに相談する

誰かに仕事のつらさを相談することも効果的です。1人で抱え込まずに、身近な人に相談してみてください。

仕事内容に関する相談は上司や同僚へ

「仕事内容があわない」と感じる場合は上司や同僚に相談してみましょう。仕事内容や自分の働き方をわかってくれている人からのアドバイスが有効です。そして相談することで業務上でも親身にサポートしてくれるようになる可能性も考えられます。

転職に関しては社外の人間に

転職について相談したい場合は社外の人間を頼るようにしましょう。社内の人間に相談してしまうと、情報が漏れて引き止められたり、気まずい思いをしてしまうことがあります。そのため転職は内定が出るまで社内の人間に話してはいけません。

コンプライアンス違反の場合は労働基準監督署へ

「労働環境や待遇が悪い」「明らかに労働基準法に違反している」と感じる場合は、労働基準監督署へ相談することもできます。相談する際には証拠をそろえておくことも大切です。また労働基準監督署が会社へ指導してくれることもあります。

まとめ

仕事がつらいときには我慢して働き続ける必要はありません。

  • 心と体に現れる症状
  • 仕事がつらくなりやすい時期
  • 仕事がつらい原因

この3つを把握しておくことが大切です。また、仕事のつらさへの対処方法は以下の6つがあります。

  • 本や映画で気晴らしをする
  • ヨガや筋トレで体と心を整える
  • 無理をせずに休職する
  • 部署異動を申し出る
  • 思い切って転職する
  • 誰かに相談する

自分にあった方法で、仕事へのつらさを克服してください。つらいときには辞めたり、逃げたりすることも、ときには必要だと覚えておきましょう。