転職が不安!転職しても大丈夫?転職特有の不安との付き合い方

「転職したいけど、不安でなかなか動けない」

「転職活動を始めたものの、このままうまくいかなかったら…」

転職をしようとすると、どうしても不安を感じてしまいます。

ときには、不安に負けて転職活動を断念したくなるかもしれません。

今回は転職の際に感じる特有の不安との付き合い方について説明します。

これから転職を考えている方、または現在転職活動中の方であればぜひ参考にしてみてください。

誰でも転職に不安を感じるもの

多かれ少なかれ、誰でも転職には不安を感じます。

特に初めての転職だとわからないことだらけなので、心配になるのも当然のことです。

まずは、転職活動で不安になりやすい状況を把握しておきましょう。

転職活動をしてもよいのかどうか不安になる

転職活動を始める前は誰しも不安になるものです。

現職との兼ね合いを考えたり、転職活動がうまくいく保証がないと思ってしまい、転職活動への一歩を踏み出せないかもしれません。

また、気軽に転職活動を開始したものの、面接日が決まって軌道に乗ってきた頃に「本当によいのだろうか」と迷ってしまうこともよくあります。

内定をもらった後本当に転職してよいのか不安になる

内定をもらった後も、「この企業に本当に転職してよいのか」と不安になってしまうこともあります。

内定をもらってみると「やっぱり今の会社の方がよいのかも」と思うようになることもあります。

転職は自分の周囲の環境を大きく変えることなので、決断がなかなかできずに不安になるのも無理はありません。

【年代別】転職に不安を感じる理由一覧

なぜ、転職をするとき、人は不安になるのでしょうか。

漠然とした不安だと思っていても、深く考えてみるとその理由は明確になります。

以下では、年代別に感じやすい不安の理由について説明します。

まずは、自分の不安がどこから来ているのかを把握してみてください。

【20代前半】転職が不安になる理由は「経験の浅さ」

20代前半、特に年次が浅い3年目までの若手社員は「経験の浅さ」が不安の原因となっていることが多々あります。

  • 3年は続けるべきという世間の声が気になる
  • 職歴が短いので雇ってもらえるかわからない
  • アピールできるスキルがない

この3つが20代の転職に伴う主な不安の理由だといえるでしょう。

 

「3年は続けるべき」という世間の声が気になる

「最低3年は同じ企業で働かなくてはいけない」という声を、就活時代からずっと聞き続けます。

よって、たとえ「この会社は自分に合っていない」とわかっていても、「3年は我慢しないといけないのでは」と思い込んでしまいがちです。

職歴が短いので雇ってもらえるかわからない

上記の「3年は勤めるべき」にも関連しますが、職歴の短さによって不安になることもよくあります。

真面目な若手社員は「忍耐力がないと思われ、次に雇ってもらえるところがないかもしれない」と思う傾向にあります。

 

アピールできるスキルがない

20代前半だと、転職活動をしようと思っても「職務経歴書に書くことができる実績や自己アピール、スキルが見つからない…」という事態がよく起こります。

結果「このままじゃどこも雇ってくれない」と不安になり、転職活動を諦めてしまうことになります。

若いうちに転職すると、結局転職先でも長く続かず職を転々とする「ジョブホッパー」になってしまいがちだ、という意見を聞いたことがあるかもしれません。

転職しても仕事がうまくいかずに「自分もジョブホッパーになってしまったらどうしよう」と動き出せないこともよくあります。

年次が若いと、特に退職を引き止められがちです。

「引き止められたら強く断る自信がない」

「まだ雇ってもらった分を会社に返せていないし…」

と、転職活動自体を断念してしまうことはめずらしくありません。

 

【20代後半・30代】転職が不安になる理由は「キャリアの実現性」

20代後半・30代は仕事の中核を担う存在です。

この年代は「転職によって、自分の思い描いたキャリアがうまく実現するかどうか」ということに対して不安を覚えやすい傾向にあります。

 

自分のキャリアプランどおりにいくかわからない

転職すると、会社の実情や実際の仕事内容は働いてみるまでわかりません。

「仕事をしてみたら求人票の内容と全く違った」などと聞くと、「転職先で本当に自分のキャリアプランが実現できるのだろうか」と不安になってしまいます。

 

出世できるのかわからない

企業によっては、中途社員よりも新卒からのプロパー社員の存在感が大きいところもあります。

そんな企業だと、出世競争に参加できるのはプロパー社員のみ、ということもめずらしくないでしょう。

「今の会社での出世を捨ててまで転職するべきか」と悩んでしまいます。

 

自分の今までの経験が通用するかわからない

20代後半・30代は中堅社員で、会社の戦力の中心です。

しかし、転職をすることで仕事内容が変わります。

自分の経験が活かせない可能性もあり、築いてきたポジションを捨ててのゼロからのスタートです。

自分のキャリアが通用するのかどうか、不安になるのも仕方ありません。

【40代以降】転職が不安になる理由は「状況の変化」

40代以降は仕事への知識が深い一方で、変化には弱くなる年代です。状況の変化によって「今まで手に入っていたものがなくなるかもしれない」という不安がつきまといます。

 

今より給料が下がるかもしれない

40代以降の社員だと、年収が1000万円近く、もしくは1000万円を超えていることもあります。

しかし、転職活動をすると同じだけの年収を提示してくれる企業がほとんどないこともめずらしくありません。

特に養っている家族がいると、給料が下がることへの不安は避けられないでしょう。

 

そもそも転職先が見つかるかわからない

40代を対象に募集している企業は数が限られるのが現実です。

そのため、「現職を辞めたくても、転職先が見つからない」状況に陥る可能性もあります。その不安から「転職活動をするのがそもそも不安」と思ってしまうかもしれません。

 

よい人間関係を築くことができるかわからない

40代以降は会社では役職に就いていることも多いはずです。

転職をすると、たとえ役職をもらったとしても仕事の進め方はすべて人に教えてもらわなければなりません。

年下の相手に頭を下げられるか、よい人間関係を築けるだろうか…という不安も40代以降の人は抱えがちです。

転職が不安なときは転職をしないほうがよいこともある

転職が不安なときには、無理に転職活動を進める必要はありません。

まずは現職のままで状況を改善したり、不満を解決したりして、長く働くことはできないかどうかを確認してみましょう。

まずは部署異動を試みる

転職活動の理由が人間関係なら、まずは部署異動を申し出てみましょう。

最小限の労力で自分の周囲の環境を変えることができます。

大企業だと選択肢も多いので、一度上司や人事にかけあってみてください。

社内で仕事の幅を広げてみる

仕事内容に不満があるなら、まずは社内で自分のやりたいことに挑戦できないか試してみましょう。

別の部署の仕事でも、一声かけることでプロジェクトに巻き込んでもらえることもあります。

仕事の幅を広げてみることで、現職への不満が解決できるかもしれません。

やりたいことが見つかるまでは現職に留まる

「今の仕事は不満だけど、かと言って次に何かやりたいわけでもない」という場合には、ひとまず転職活動を先送りにしてみましょう。

転職活動をすることで自分のやりたいことに気がつくこともありますが、軸がないままの転職活動は失敗に終わることも大いにしてあります。

まずは自分のやりたいことやキャリアプランを見つめ直してみてください。

不安でも転職をした方がよいケース3つ

一方で、不安を抱えたままでも転職活動をした方がよいケースもあります。

  • 仕事内容が根本的にあわない
  • ブラック企業で労働環境が悪い
  • やりたいことや成長できる可能性がない

この3つのケースにあてはまるなら、転職して状況が悪化することはないでしょう。

積極的に転職活動を進めることをおすすめします。

仕事内容が根本的にあわない

一人で集中する作業が好きなのに営業をしている、数字が嫌いなのにマーケティング職をしている…など業界や仕事内容が自分にあっていないと感じていませんか?その場合は現職に留まっても辛いだけなので、早々に転職活動を始めましょう。

ブラック企業で労働環境が悪い

残業が多い、上司がパワハラ気質、給料が少ない…など労働環境が悪い場合は、迷うことなく転職をしましょう。

ブラック企業で働いても、心身ともに消耗するだけです。

転職活動をする際には次もブラック企業に就職しないよう、企業の見極めに気をつけてください。

やりたいことができる見込みや成長できる可能性がない

「自分のやりたいことがはっきりしているのに、現職ではできない」

「成長できる伸びしろがない」

そう断言できる場合は、転職によって後悔することはありません。

前向きな転職として捉えましょう

転職の不安をやわらげる!転職活動の時に試すべき方法

「転職は不安だけど、それでも転職する勇気がほしい!」

一歩踏み出したいときにぜひ試してほしい方法を紹介します。

  • 方法1:実際に転職をした身近な人の体験談を聞く
  • 方法2:企業に関する口コミを調べる
  • 方法3:ロールモデルとなる人を見つける
  • 方法4:退職に必要な手続きを把握しておく
  • 方法5:転職エージェントを活用する

転職に不安を感じるときには、この5つを試してみてください。

きっと不安がやわらぎ、前に進むモチベーションが高まるでしょう。

方法1:実際に転職をした身近な人の体験談を聞く

転職に不安を感じるのは、「自分が今までやったことのない経験」であることも大きなポイントです。未知の世界に対して、誰でも不安を感じます。

身近に転職した人の体験談を聞くことで、不明だった部分が想像できたり、「友達が転職できたから自分もできるはず」と勇気をもらうことができるでしょう。

方法2:企業に関する口コミを調べる

不安は、情報量で解消することができることもあります。

「この企業を受けてもいいのか」

「この企業は現職よりもよいのか」

と悩むなら、転職掲示板などを利用して企業の内情に関する口コミを見てみましょう。

「転職会議」「Openwork」「カイシャの評判」などで口コミを確認できます。

マイナス意見もたびたび目にするかもしれませんが、あまり流されすぎず参考程度にしておきましょう。

方法3:ロールモデルとなる人を見つける

転職することで自分のキャリアが実現できるか不安な時には、「自分は誰みたいになりたいのか」と考えてみることも効果的です。

ロールモデルを見つけ、その人が辿った道を確認してみてください。

その人が転職を経験しているなら、「自分にも転職が必要だ」と決意する助けになってくれるでしょう。

方法4:退職に必要な手続きを把握しておく

「引きとめられるかも」「退職手続きが面倒そう」など退職に関する不安がある時には、退職手続きを把握することが転職への意欲につながることもあります。

退職は、意外とシンプルです。

  • 1か月以上前の退職通知
  • 退職届の作成
  • 業務の引き継ぎ・取引先への挨拶

退職日までに必要なのは、この3つのプロセスだけです。

退職に必要な書類などは基本的に人事が用意してくれるので心配ありません。

この3つさえしっかりしておけば、引きとめられても応じる必要はありません。

引きとめがしつこい場合には内容証明郵便で退職届を会社に送付すると退職通知として認められます。

方法5:転職エージェントを活用する

転職への不安が拭えない場合は、転職エージェントを活用してみましょう。

転職をサポートしてきたプロが相談にのってくれ、自分にあった求人を紹介してくれます。

特に転職活動が始めての場合は進め方がわからないこともたくさんあります。

転職エージェントを利用すると、担当者が履歴書・職務経歴書の書き方や面接でのアピール方法まで詳しくアドバイスをしてくれます。

プロのサポートが欲しい!と思うなら、ぜひ転職エージェントに登録してみてください。

まとめ

転職には不安がつきものです。

転職に関する不安とうまく付き合っていくためには、以下の流れで状況を見直してみてください。

 

  • なぜ不安なのか、不安の理由を特定する
  • 自分は本当に転職する必要があるのかどうかを見極める
  • 転職した方がいいなら、不安を解決する方法を試してみる

転職への不安がゼロになることはありません。

しかし、紹介した方法を試してみると、不安がやわらぐことが実感できるでしょう。

状況・環境の変化には不安はつきものです。不安のせいで転職のチャンスを諦めることがないよう、うまく不安を対処していきましょう。