【男女別】転職時の面接は髪型で決まる!好印象を与える6つのポイント

転職面接で、部屋に入った瞬間の第一印象を決めるのは外見です。どんなにいい受け答えをしていても、なんとなく見た目がだらしなさそうだと、好印象を与えることは出来ません。特に、顔周りに近い髪型は気をつけておくべきポイントです。
そうはいっても、どの程度の髪型までなら問題ないか気になる人もいるでしょう。社会人として問題なく仕事をしている場合、転職のためにどの程度ヘアスタイルの準備すべきかも気になりますよね。
そこでこの記事では、好印象を与える髪型について男女・髪の長さ別に解説しています。見た目で損しないために、ぜひ面接に挑む前に確認してくださいね。
目次
転職面接に髪型は関係あるの?
そもそも転職の面接で髪型を意識する必要があるか、疑問に思っている方もいるかもしれません。スキルのない新卒に対し、中途採用は経験値を問われるので、外見は選考に影響するのでしょうか。
結論から言うと、髪型を重視する業界や職種もあるので意識したほうが無難です。たしかに、ヘアスタイルのルールがゆるいところもあり、すべての人が重視しているわけではありません。ただし、気にする人がいる以上、減点される要素は潰しておくべきでしょう。
また、髪型自体は自由とはいえ、不潔な印象を与えるボサボサの頭では良い印象は与えません。清潔感がを感じさせないヘアスタイルで、だらしなさそうだと思われてしまうと話している内容で挽回するのが難しくなります。
社会人として相手に配慮する気持ちがあることを示すためにも、身だしなみの一つとして意識しておいたほうがよいでしょう。特に、相手の会社に入りたいという誠意を見せる場面では、髪型を整えるに越したことはありません。
【メンズ編】男性におすすめ!面接時の髪型3つのポイント
まずは男性が面接で好印象をもたれやすい髪型を説明します。
実際のところ、髪色や長さは問われない職場も増えているのでめんどくさいなと思う方もいるかもしれません。しかし、会社や業種によってはまだまだ重視されることもあります。また、面接官がマナーを気にするタイプだった場合、減点されるかもしれない要素は減らしておくに越したことはありませんよね。
また、繰り返しになりますが清潔感がある方が第一印象がよいので有利です。下記のポイントを守れば、清潔感がありさわやかな印象を与えられるので、うまく取り入れてみてください。
前髪をあげ、おでこを見せる
前髪は上げて、おでこを出すほうが印象が良くなります。顔周りが明るく見えるため、爽やかで元気そうなな雰囲気に見えるからです。
元々前髪が長めな場合は、ぜひ面接のときだけでもおでこを見せてみてください。切らなくても変えられる部分なので、取り入れてみるのがおすすめです。
ただし、眉毛がボサボサだとせっかくおでこを見せても清潔感が下がってしまいます。ぜひこちらも合わせて手入れしてから面接にのぞみましょう。
髪の色は黒っぽい方が好印象
髪色は黒っぽい方が印象が良くなります。今どき染めている人も多いですが、気にするタイプの面接官にあたってもいいように準備しておきましょう。
真っ黒でなくても、自然な暗めの茶色味であれば問題はありません。もとの髪自体が茶色気味の場合や、真っ黒にすると垢抜けず野暮ったい印象になってしまう人は、違和感のない色味にしておきましょう。
業種によっては個性を演出することがプラスに
業種によっては、髪型が自己アピールの一環になることもあります。たとえばアパレルやIT、広告業界など個性を問われる業種の場合は、センスを見せたり自己ブランディングしたりするチャンスです。
クリエイティブな業界の場合は、それほどルールに縛られる必要はありません。ただしここでも求められるのは清潔感です。もっさりとしていたり、明らかに手入れ不足でボサボサの髪型は個性的でもマイナス材料になります。
自分らしさを出しながら、さっぱりとした印象を心がけてみてください。
【女性編】髪の長さ別!面接におすすめの髪型
続いて、女性の場合のヘアスタイルについて長さ別に分けて解説していきます。なお、長さに関わらず、髪色はダークブラウンくらいまでの明るさにしておいたほうがよいでしょう。髪色が明るすぎたり、毛先だけ色が抜けてしまっていたりとだらしなく見える原因となります。
根本から地毛が生えていて目立つ場合も、印象が悪いのでカラーリングをし直したほうがよいでしょう。
ロングヘアはまとめる・ハーフアップ
ロングヘアの場合は髪をまとめたほうが爽やかな印象になります。ポニーテールやお団子など、きっちりまとめると清潔感のある雰囲気を演出できますよ。華やかめな業界を受ける場合は、ハーフアップにするのもおすすめです。
まとめる位置は耳の延長線より低い位置にするとよいでしょう。あまりに上の方で結ぶと、子供っぽく見えてしまいます。
また、途中で崩れてしまうとボサボサに見えてしまうので、まとめた後はおくれ毛が出てこないないように、スプレーで軽く固定するとよいでしょう。
ボブは耳にかける・ハーフアップ
全部まとめる長さはないボブの方は、一番ヘアスタイルに悩むのではないでしょうか。お辞儀をしたときに顔に髪がかからないように、耳にかけるのがおすすめです。ピンで固定すれば顔に髪の毛がかかって面接中に気になることもありません。
ミディアムに近い長さの場合は、ハーフアップにして固めてしまうのも良いでしょう。途中でヘアスタイルが崩れたり、目に髪の毛が入ってきたりしないように、髪を固定するとじゃまになりませんね。
ショートの前髪は短め・耳にかける
整ったショートヘアの場合は、清潔感があり爽やかな印象もあるのでそのままでも心配ありません。さらに好印象を与えたいという場合は、前髪を少し短めにしてわけるとよいでしょう。
目にかかるギリギリの長さで下ろすと少し幼い印象になるので、眉にかかるくらいの長さまで切るか、斜めに流しましょう。落ち着いた印象もプラスされます。髪を耳にかけるのも、顔周りが明るく見えるのでおすすめです。
転職面接時の髪型5つの注意点
ここまでおすすめの髪型を説明してきましたが、その他にも注意点があります。ここではヘアスタイルをセットするときに気をつけるべきポイントを5つ紹介します。
- 面接時の髪型はワックスの量に注意
- 男性のツーブロックは清潔感を意識する
- 坊主の男性はソフトな表情を心がける
- カチューシャ・シュシュは避ける
- 髪型が気になっても面接時に触らない
それぞれ具体的に解説していくので、当てはまりそうな項目をチェックしてみてくださいね。
1. 面接時の髪型はワックスの量に注意
前髪のセットや、ふわふわ飛び出るアホ毛を落ち着かせるのにワックスを使う人も多いでしょう。
ワックスはきちんとした印象のヘアスタイルにセットするのに役立ちますし、清潔感があれば問題ありません。むしろまったくセットしないと寝起きのように見えてしまうこともあるので、もとの髪質次第では積極的に使ってよいでしょう。
しかし、つけすぎると逆効果です。表面がツヤツヤするくらいまで大量につけてしまうと、脂ぎったようにも見えてしまいます。
ワックスを使うときは適量で、つけすぎに注意しましょう。ツヤの出ないマットタイプを使うのも、華美な印象にならないのでおすすめです。
2. 男性のツーブロックは清潔感を意識する
ツーブロックは最近流行りだした髪型であるため、セット次第では年次の高い方からマイナス評価を受ける可能性もあります。ツーブロック自体は悪くありませんが、チャラチャラとした印象を与えないようにセットすることが大切です。
トップの髪の長さを短めにすれば、やりすぎ感もなく清潔な印象になります。また、サイドを完全に刈り上げず少し長さを残すと、硬めの業界でもそれほど抵抗感を持たれません。
若手の多い業界ではそれほど意識する必要もありませんが、堅めの企業を受ける場合はより清潔感が出せるように工夫してみてください。
3. 坊主の男性はソフトな表情を心がける
坊主にしている場合は、髪型を変えることは出来ませんよね。特に体格のいい人が坊主だと威圧感を与えてしまうことがあるので注意が必要です。
坊主にしている人は、周り以上にやわらかな表情を作ることを心がけてください。にこやかに明るい雰囲気を作ることができれば、怖いという印象は残りません。
面接が終わるまでに好印象を残せれば良いので、笑顔をたやさずに会話するようにしましょう。
4. カチューシャ・シュシュは避ける
髪をまとめるのにカチューシャやシュシュを使うとカジュアルな印象を与えてしまうので、避けたほうがよいでしょう。髪をまとめる場合は目立たないゴムやピンを使うのが無難です。
ピンもできるだけ目立たない位置にとめ、派手な色付きのものは避けましょう。視線が集まってしまうような主張が強いものは面接時にはつけないほうがよいですね。
ハーフアップにする方は、バレッタでまとめたほうがすっきり仕上がる場合もあります。この場合は、キレイにまとまっていて、髪色に馴染むものであれば問題ありません。ポイントは、アクセサリーが主張しないことです。
5. 髪型が気になっても面接時に触らない
面接中に髪を触ると、落ち着きがない印象を与えてしまいます。話をしている最中に前髪やサイドの髪に触れないように気をつけましょう。女性に比較的多い癖なので、普段から自覚している場合は注意が必要です。
特に緊張しているときや慌ててしまったときは、無意識に髪を触ってしまう方もいるでしょう。もし不安な場合は、なるべく触りにくいように髪をまとめておくと予防できます。
毛先を触ったり耳にかけたりする癖がある場合はまとめ、前髪を触る場合は最初から整髪料でセットして置けば心配は減りますね。
転職時に面接官は髪型のどこを見ているの?
ここまで、男女別におすすめの髪型を紹介してましたが、面接官はズバリ何を確認しているのでしょうか。転職時の髪型で見られているのは以下の2点です。
- 相手に失礼がなく、TPOにふさわしい髪型か
- 希望する業種や部署に適切な髪型か
さらにくわしく解説していきましょう。
相手に失礼がなく、TPOにふさわしい髪型か
中途採用では、即戦力になれる人材を探しています。そんななかで髪型に求められるのは、取引相手に失礼がないものであるという点です。
いざ仕事が始まれば、社内はもちろん社外の人とやり取りをする機会も生まれます。そのときに相手に不快感を与えてしまっては、会社としても困りますよね。そのため、失礼がなく、場にあった髪型をしているかどうかを確認しています。
面接でふさわしい髪型をできる人ならば、不安がありません。即戦力を求めるからこそ、清潔感があり、好印象を与えるヘアスタイルが求められるのです。
希望する業種や部署に適切な髪型か
実は、希望する業種や部署によっても求められる髪型は変わります。たとえば銀行や役所ではよりきっちりとした雰囲気を目指しましょう。面接官は、すでに働いている人たちに違和感なく馴染めるかどうかも確認しているからです。
逆に、アパレルなど、トレンドに敏感であるべき業界では清潔感とともにおしゃれさも求められます。流行を取り入れつつ相手に不快感を与えない振る舞いができるかどうかを、髪型からも確認されているのです。
このように、業界によってふさわしい髪型は違いがあります。そのため、すでに働いている人たちも参考にしつつ、身だしなみに気を配るようにしましょう。
まとめ
- 転職面接では清潔感のある髪型がおすすめ
- メンズは前髪を上げ黒に近い色が無難
- クリエイティブ系の仕事なら清潔感を意識しつつ個性を出してOK
- 女性は髪をまとめて顔にかからないようにする
- ワックスは量に注意、女性は派手な髪飾りをつけないこと
- 好みが分かれる髪型の場合は清潔感と表情でアピールすべき
- TPOを意識して職場で浮かない髪型がよい
転職面接ではどんな人が面接官になるかわからないので、万人受けする髪型にしておくに越したことはありません。今の髪型を大幅にいじらずとも、清潔感のあるヘアアレンジをしておけば好印象を与えることはできるでしょう。
転職する業界に合わせ、職場にはいっても自然に馴染めると思ってもらえるような髪型で面接にのぞみましょう。
また、転職エージェントでは、面接対策として服装や髪型などもチェックしてくれます。もし不安を感じるなら、相談してみてはいかがでしょうか。
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