弁護士による退職代行サービスのおすすめ2選!弁護士へ依頼するメリットも解説!

「今の仕事を辞めたいけど言い出しづらい」そんな時に利用したいのが退職代行サービスです。退職代行の人気の高まりから、現在ではさまざまな企業がサービスを提供しています。

「弁護士による退職代行が良い」と聞いたことがある方も多いかもしれません。しかし弁護士による退職代行はほかのサービスと何が違うのでしょうか。

今回は弁護士による退職代行を利用するメリットを解説します。弁護士による退職代行サービスのおすすめ2社も紹介するので、ぜひ退職代行選びの参考にしてください。

東京、大阪もOK!全国対応の弁護士による退職代行サービス

全国対応の弁護士による退職代行サービス2社を紹介します。両方とも事務所は東京ですが、全国どこでも電話で退職代行を実施してくれます。

  • 汐留パートナーズ法律事務所
  • 安全退職ドットコム

それぞれの料金・対応について表にまとめてみました。

退職代行サービス会社名 退職代行料金 オプション料金 ライン対応 24時間対応
汐留パートナーズ法律事務所 55,000円(税込) 回収金額の20%
安全退職ドットコム 54,000円(税込) 回収金額の20%

※オプション料金…残業代請求・退職金請求など

汐留パートナーズ法律事務所・安全退職ドットコムのどちらも弁護士が退職代行を行うため、会社側と交渉することができます。そのため、残業代や退職金などの請求をしてもらえることが強みだといえます。

まずは両方のサービスに問い合わせてみることをおすすめします。対応の早さやレスポンスで、自分に合うサービスを選ぶと退職代行もスムーズに進むでしょう。どちらのサービスも相談無料なので気軽に問い合わせてみましょう。

汐留パートナーズ法律事務所

汐留パートナーズ法律事務所は弁護士が退職代行をしてくれるサービスです。退職代行を利用すると、会社側と揉めるケースも考えられます。汐留パートナーズ法律事務所なら法律に基づいて対処してくれるので、退職者側が不当な扱いを受けることはないでしょう。

  • 24時間対応
  • ライン・メール相談可能(相談無料)
  • オプション費用は回収金額の20%

オプション費用は成功報酬型なので、回収金額が0なら追加費用を支払う必要はありません。24時間対応なので、すぐにでも辞めたい場合にはぜひ相談してみてください。

安全退職ドットコム

安全退職ドットコムは、小林法律事務所が行う退職代行サービスです。問い合わせを受けてから返信は2営業日以内なので、時間に余裕がある人におすすめです。

  • 退職成功率100%
  • 利用者満足度94%
  • オプション費用は回収金額の20%

利用者からの評判がよく「弁護士に退職のことは任せられるので、再就職に集中できる」との口コミも見られました。

汐留パートナーズ法律事務所よりも1,000円料金が安い分、ラインの対応はありません。また即日対応も保証されていないので、時間に余裕がある場合に利用も検討してみてください。

安全退職ドットコムは弁護士が対応!体験者からの口コミ評判も紹介!

弁護士法違反!?退職代行を依頼する際の注意点

退職代行を依頼する時には注意があります。基本的に未払い料金の請求や会社との交渉は、弁護士しかできません。この決まりを破ると弁護士法違反になってしまうため、通常の退職代行業者は「依頼者が退職する旨を会社に伝える」ことしかできません。

以下で、弁護士法や非弁行為について詳しく説明します。

非弁行為とは?罰則もあるので要注意!

非弁行為とは、「弁護士業務を弁護士でないものが行い、報酬を得ること」を意味します。弁護士業務とは弁護士法第72条によって以下のように定められています。

(非弁護士の法律事務の取扱い等の禁止)

第七十二条 弁護士又は弁護士法人でない者は、報酬を得る目的で訴訟事件、非訟事件及び審査請求、再調査の請求、再審査請求等行政庁に対する不服申立事件その他一般の法律事件に関して鑑定、代理、仲裁若しくは和解その他の法律事務を取り扱い、又はこれらの周旋をすることを業とすることができない。ただし、この法律又は他の法律に別段の定めがある場合は、この限りでない。

退職にあたって未払いの賃金や残業代などを、退職希望者に代わって退職代行業者が会社に請求したり、退職時の希望について会社と交渉することは非弁行為にあたる可能性が考えられます。

非弁行為をした場合の罰則は、弁護士法第77条で2年以下の懲役または300万円以下の罰金刑となっています。

非弁行為が依頼者へ与える影響

一般的な退職代行業者は、未払い金回収などの交渉は行わず、退職希望者の意向をつたえるのみです。交渉となると「退職希望者と直接話してください」ということしかできないので、退職代行を利用したにもかかわらず、会社側と交渉しなければいけないケースもあります。

万が一退職代行業者が非弁行為を行い、その点を会社から指摘された場合には退職代行業務がストップすることも考えられます。そうなるとスムーズな退職ができなくなるでしょう。

弁護士が「監修・指導」している退職代行サービスとの違い

「弁護士監修・指導」を謳う退職代行サービスもありますが、「弁護士による退職代行」とどう違うのでしょうか。弁護士監修の退職代行サービスには以下の特徴があります。

  • 弁護士が代行業務に関わることはない
  • 退職希望者の法律相談にのることもない
  • 代行業務が非弁行為に該当しないかどうかを指導している

弁護士が指導、監修を行っていても「弁護士による退職代行」でない場合には、通常の退職代行とサービスと業務領域は変わりません。弁護士の指導を受けているため違法な退職代行業務をする可能性は低いので、安全性は高くなります。

会社との交渉が必要な場合には最初から弁護士に依頼することをおすすめします。

弁護士による退職代行サービスを利用するメリット

弁護士による退職代行サービスには、通常の退職代行業者にない以下のようなメリットがあります

  • 未払金・有給取得・労災認定・損害賠償・退職書類作成代行が可能
  • 会社からの訴訟にも対応可能

メリットの詳細について、以下で詳しく解説します。

給料や残業代などの未払金請求交渉が可能

給料や残業代、退職金などの未払金請求交渉は弁護士法で定められている弁護士業務です。弁護士による退職代行サービスなら会社との交渉が可能ですが、通常の退職代行業者が行うと非弁行為となってしまいます。

有給休暇の取得交渉が可能

退職前に有給休暇を取得しようとすると、会社に拒否されることがあります。原則、有給休暇は労働者の希望通りに取ることができるものであり、どうしても取得できない場合には会社が買い上げることになります。

弁護士に依頼すると、そのような法的知識を踏まえて退職希望者と会社の間に立って交渉をしてくれるため、有給休暇を取得してから退職することも可能です。

労災認定や損害賠償請求が可能

パワハラは労災が下りるケースもありますが、弁護士でなければ判断が難しく、訴訟時の対応もできません。弁護士に退職代行を依頼すれば法律に基づいて、労災認定や損害賠償請求などにも応じてくれます。

会社側から訴えられても対処可能

退職代行を利用したからといって、会社側が訴訟を起こすということは一般的にはありません。ただし急な退職が原因で会社に大きな損害を与えたケースや、在職中の勤務態度に大きな問題があった場合は、訴訟を起こされる可能性もゼロではありません。

弁護士による退職代行へ依頼しておくと、会社側の理不尽な訴えや勝手な都合に振り回されることなく対応してくれます。

退職書類の代行も依頼可能

通常の退職代行では退職届の作成は退職希望者が行い、自分で郵送することになります。一方弁護士による退職代行の場合は、退職書類の提出や作成も代行することができます。ただし退職代行費用に含まれているかどうかはサービスによるので、料金は事前に確認しておきましょう。

弁護士による退職代行サービスを利用するデメリット

弁護士による退職代行サービスにはデメリットもあります。

  • 金額が相場より高い
  • 面談必須など即日対応が難しいこともある

これらのデメリットも踏まえて、通常の退職代行業者に依頼するのか、弁護士に依頼するのかを決めるようにしてください。

費用は相場より高めといえる

退職代行費用は、弁護士に依頼すると相場より高くなります。退職代行の相場は3〜5万円程度ですが、弁護士対応のサービスは5万円以上になります。

未払い金回収も、成功報酬として回収金の20%を支払う必要があるので、弁護士に依頼するとコストが高くなります。

一方で、弁護士に無料相談できる点はメリットと捉えることもできます。

依頼時には面談するケースもある

通常の退職代行業者はメールやLINE、電話だけで対応可能な業者が大半ですが、弁護士の場合は面談してから退職代行を実行するケースも多い傾向にあります。

そのため、大至急辞めたい人には弁護士による退職代行が向かないことも考えられます。

即日対応は難しいケースもある

退職代行業者の中には夜中に相談を受け付けて、翌日実行してくれる業者も多々あります。しかし、弁護士の場合は営業時間を設けているケースが多いので、即日対応は難しいかもしれません。

会社との交渉が必要なく、すぐにでも会社を辞めたい場合には通常の退職代行業者へ依頼したほうがスムーズに進むでしょう。

弁護士による退職代行サービスを検討した方がいい人

上記で弁護士による退職代行サービスのメリット・デメリットを紹介しました。通常の退職代行業者と弁護士による退職代行サービスの違いは以下の通りです。

通常の退職代行業者 弁護士による退職代行
料金 3〜5万円 5万円以上
未払金回収などの交渉
退職書類作成代行
即日対応
ライン・メール対応 △(面談必須な場合も)

どのような人が弁護士による退職代行サービスを検討するべきなのでしょうか。退職代行サービスを利用した方がいい人の具体例を以下で紹介します。

未払金が原因で退職を考えている人

残業代や給料の未払いなどが原因で退職を考えているなら、弁護士に退職代行を依頼しましょう。通常の退職代行業者を利用したり、自分自身で退職しようとすると、未払い金を支払ってもらえないまま退職するケースもあります。

未払い金がある場合は法律のプロである弁護士に退職を任せることで、退職だけでなく未払金の回収にも成功する可能性が高くなります。

会社とのトラブルを抱えて退職を考えている人

会社とのトラブルによって退職を考えている人も、弁護士による退職代行の利用を検討してみてください。パワハラやセクハラを受けており、心身にダメージを受けている場合には労災認定が下りることもあります。労災認定のためには法律の知識が不可欠のため、プロの弁護士の力を借りることが一番です。会社側の弁護士が出てくることもあるので、こちらも弁護士に対応してもらうと交渉がスムーズに進むでしょう。

まとめ

弁護士による退職代行は「汐留パートナーズ法律事務所」「安全退職ドットコム」がおすすめです。どちらも弁護士が退職代行に加えて会社との交渉もしてくれます。

弁護士による退職代行のメリットは以下の通りです。

  • 未払金・有給取得・労災認定・損害賠償・退職書類作成代行が可能
  • 会社からの訴訟にも対応可能

また、弁護士による退職代行には以下のようなデメリットもあります。

  • 金額が相場より高い
  • 面談必須など即日対応が難しいこともある

メリット・デメリットの両方があるものの会社からの未払い金やトラブルを抱えている場合には、弁護士による退職代行の検討をおすすめします。