退職の切り出し方の基本!メールでもOK?切り出し方のポイントを解説

「会社をやめたいけれど、どう切り出せばいいのだろう……」
「メールで切り出しても問題ないのだろうか……」

会社を辞めると決断しても、上司に「退職を切り出す」という行動がうまくいかずに悩んではいませんか?

退職を切り出すのは会社を辞める流れのなかで、会社の人間に初めて退職の考えを伝える「きっかけ」になることです。

そのため、もっとも緊張を感じたり労力をつかったりすることではないでしょうか。

また、メールで切り出すのは「失礼なのでは?」と考えている人も少なくありません。

この記事では、退職を切り出す方法やタイミング、心構えなどを解説します。記事を読むことで、スムーズな退職や転職方法のポイントを理解いただけるでしょう。

退職の切り出し方の基本

会社へ退職を切り出すには、申し出る相手やタイミングなども考慮する必要があります。

ここでは、退職を切り出す基本的なことを解説しましょう。

退職を申し出る相手は?

退職を切り出す相手は、「直属の上司」となります。

もちろん、普段から一緒に仕事をしているチームのリーダーや、お世話になっている先輩社員、元所属していた部署の上司などに相談したい気持ちはあるでしょう。

しかし、会社の人間に対し最初に退職を切り出すのは、直属の上司以外は避けた方が無難です。

たとえば、他部署の上司へ最初に相談したとします。その上司から直属の上司へ「○○が退職を考えていると相談を受けた」と、間接的に耳に入ったとしましょう。

直属の上司は「なぜ最初に自分に相談しない」と、気分を害してしまいます。そのため、退職がスムーズに進まないなどの問題が起きてしまう可能性があるのです。

余計なトラブルを防ぐためにも、最初に退職を切り出すのは「直属の上司」としましょう。

退職を申し出るタイミングは?

退職を申し出るタイミングは、社内規定などで「ひと月前までに申し出ること」と定めているケースが一般的です。

そのため、退職を申し出るきっかけとなる「退職を切り出す」タイミングは、ひと月以上前ということになります。

退職したい日を決めているなら、上司の予定も関係することなので、ギリギリでは希望日に退職できなくなってしまう可能性もあるので注意しましょう。

また、業務への関わり方によって、引継ぎや挨拶なども必要となるケースもあります。

この場合、ひと月前では会社や同僚に迷惑をかけてしまう可能性もあるので、円満退職を望むなら余裕をもって数カ月前には申し出るようにしましょう。

退職届を出すタイミングについては下記の記事が参考になります。

退職届の書き方を例文やテンプレートで徹底解説!封筒の選び方や入れ方は?

退職を申し出る時に「退職届」は必要なし

退職を申し出るタイミングでは「退職届」は必要ありません

「退職届」は、基本的に退職が決定してから提出するもので、どちかというと会社側が必要とする書類です。

提出するとしたら「退職願」とするのが一般的ですが、初めて退職を申し出るタイミングで書類を出すのは、良い印象を与えることではありません。

トラブルになる可能性もあるので、まずは上司へ口頭で申し出るようにしましょう。

しかし、申し出る環境をつくるためには、切り出すきっかけをつくる必要があります。

職場には多くの社員がいて、とても上司に「お話があります。よろしいでしょうか」などいえる雰囲気ではないこともあるのではないでしょうか。

退職を切り出すのはメールでも可能?

退職を申し出るためには、上司と2人きりになれる環境が必要です。しかし、直接口頭で切り出せない職場環境もあるのではないでしょうか。

ここでは、上司へ退職を切り出す方法として、「メールを利用する」ことについて説明します。

退職の申し出は直接伝えよう

まず、メールで退職の申し出をすることは避けるべきです。

退職の考えを上司へ伝える方法は、「直接口頭で伝える」こと以外はありません。

メールは申し出の「アポ取り」ならOK

上司への面談アポイントをとるためにメールを使用する場合は問題ありません。

職場には多くの社員がいますので、上司へ直接伝えることは難しい場合が多いのではないでしょうか。

メールをつかうことで、誰にも知られることなく退職を申し出る環境をつくれるのです。

例文

件名:面談のお願い
お疲れ様です。
私事で申し訳ありませんが、今後のことについてお伝えしたいことがあります。
○月○~○日くらいで、お時間いただける日はありますでしょうか。
よろしくお願いいたします。

円満に退職を切り出すための伝え方例

退職を切り出す、最初のひと言がもっとも緊張する場面といえるのではないでしょうか。

退職を伝えてしまえは、その後は上司との関係性で話は進んでいくでしょう。

ここでは、円満退社するための、退職を切り出し方を例文で紹介します。

上司への退職の切り出し方の例文

お忙しいなか、お時間をいただきありがとうございます。
○月末をもちまして、退職しようと考えています。
理由は〜です。
今まで至らぬ自分を育てていただき、本当にありがとうございました。

退職の意志は明確に伝える

退職の意思と理由を明確に伝えることがポイントです。

そのため、次のような伝え方は避けるようにしましょう。

「○月末をもちまして、退職しようと思っているのですが……よろしいでしょうか」
「会社を辞めたいので、相談したいのですが……」

これでは、上司に決めてもらうような質問となってしまいます。

以下のように、決断したことを報告する場であると捉えましょう。

「退職を決意する考えに至りました」

退職理由は前向き・やむを得ない内容で

円満退職を目指すなら、退職理由は前向きであることが、スムーズに退職できるコツといえます。

「将来について考えたところ、もっとスキルの幅を広げるために、新しい環境でチャレンジしたくなりました」
「ずっと目指していたことがあり、丁度いいタイミングがきました。勝手なことだとは承知しています」

このように、スキルアップやキャリアアップを目指すことや夢を実現するためなど、前向きな理由を伝えるようにしましょう

また、退職するのはやむを得ない内容も、スムーズに退職できる理由となります。

「家業を継ぐことになったので、実家に帰って修行します」
「結婚することになったのですが、相手の勤務地に引っ越すことになりました」
「父親の看病のため、実家に戻ることにしました。仕事は地元で紹介してくれることになりました」

やむを得ない事情であれば、退職は認められるでしょう。

しかし、伝える内容は理解できても、いざとなると、なかなか切り出せないということもあるのではないでしょうか。

退職を切り出せない時はどうする?

退職を切り出せないことには、単純に緊張するからということだけなのでしょうか。

ここでは、切り出せない原因についてと、準備しておくべきことを紹介します。

退職の申し出は誰でも悩むもの

緊張する以外にも「引きとめられたらどうしよう」や「退職理由を詳しく聞かれたら答えられない」などさまざまな要因があるのではないでしょうか。

また、職場の業務量や人手不足などが気になって、なかなか退職を切り出せない人もいるでしょう。

しかし、そのまま会社にいても何も変わりません。悩んでいるうちに時間だけが過ぎ、退職の決意も薄れてしまう可能性もあります。

退職の申し出は、誰もが悩むものです。自分だけが悩んでいるとは考えず、退職を決めたならすぐに行動するようにしましょう。

退職の申し出をシミュレーションしておく

退職を申し出たときに上司から、引きとめられたり質問されたりするのが怖くて、切り出せない人もいるでしょう。

質問内容などをシミュレーションしておくことで、不安を取り除くことができるかもしれません。

たとえば、次のようことを決めておくと安心です。

  • 退職日

○月の末で退職すると、すぐに伝えられるようにしておきましょう。

  • 有給休暇

あらかじめ、有給休暇の残り日数と退職日までの日数を計算し、最終出勤日を設定しておきます。

そうすることで、退職を申し出た日に、具体的な退職の流れを上司へ伝えることができ、何度も話し合うなどする必要がなくなるのです。

また、自分から有給休暇を消化して退職したい、と伝えなければ消化できないケースもありますので、必ず申し出の前には計算しておきましょう。

  • 引き継ぎについて

「引き継ぎはどうする」といわれることも想定しておきましょう。

引き継ぎを考慮した日数を考慮して退職の申し出をした、と理解されるような説明ができるように準備しておくべきです。

  • 家族や親について聞かれる

退職を申し出ると、既婚者なら「家族は何ていってる」、独身者なら「ご両親は何ていってる」と、身内と話し合って決めたことなのか確認されるケースもあります。

そこで、「まだ話していません」などとなってしまうと、「家族と話し合ってからにしろ」と取り合ってくれません。

退職するなら、必ず家族相談し納得してもらってから、上司へ申し出るようにしましょう。

このように、上司からさまざま質問をされることを想定しシミュレーションしておくことで、少しは不安を抑えられるのではないでしょうか。

退職を切り出す前に転職の準備をしておく

退職を決意しても、いつまでも切り出せないのには、次の仕事が決まっていないという不安もあるのではないでしょうか。

たとえば、転職先が決まっているなら、上司へ退職を切り出せるでしょう。切り出さなければ、転職先にも迷惑がかかってしまうことです。

しかし、在職中に転職先を見つけるのは簡単なことではありません。仕事を辞める前に、転職先を見つける方法はあるのでしょうか。

仕事をしながら転職活動するなら転職エージェントがおすすめ!

在職中に転職活動するなら、転職エージェントがおすすめです。

ここでは、タイプ別に3つの転職エージェントを紹介しましょう。

もちろん、紹介するすべてのサービスは、在職中に登録することが可能です!

圧倒的な求人数!「リクルートエージェント」

リクルートエージェントは、さまざまな職種において対応可能な転職エージェントです。

そして、何といっても求人数が多いのが特徴といえます。2019年11月時点での求人数は「260,000件」です。

再就職に不安があり会社を辞められないなら、「リクルートエージェント」に相談してみてはいかがでしょうか。

関連記事:リクルートエージェントの評判は?悪い評判・良い評判を口コミ1,000件以上から徹底検証

20代の転職に強い!「マイナビエージェント」

マイナビエージェントは、転職する割合が多いとされる20代に強い、転職エージェントです。

20代の転職は、企業にも受け入れやすいとされているので、希望する職種や企業への転職が叶う可能性も高いといえるでしょう。

20代で会社を辞めたい…でも、再就職が不安…と悩んでいるなら「マイナビエージェント」へ相談するのも、ひとつの選択肢ではないでしょうか。

関連記事:マイナビエージェントの評判は?悪い評判・良い評判を1,000件の口コミ評判から徹底検証

ITエンジニアに特化!「レバテックエキスパート」

レバテックエキスパートは、ハイクラス転職を目指す!としている転職エージェントです。

求人には、年収1,000万円を超える案件もあり、魅力的な転職エージェントといえます。しかし、未経験者には難しいなど、条件も少なくはありません。

ITエンジニアで、スキルアップやキャリアアップ、高待遇を目指した転職を望むなら「レバテックエキスパート」に相談してみてはいかがでしょうか。

関連記事:レバテックエキスパートでハイクラス転職!特化型転職サポートとは?

まとめ

この記事のポイントは、以下になります。

退職を上司へ切り出すことは、誰にとっても緊張や不安を感じてしまうものです。

また、辞めたくても再就職へ不安を感じ、踏み出せないということもあります。

スムーズに退職するためにも、在職中に転職エージェントなどを利用し、転職先を決めておくことも検討してみてはいかがでしょうか。