
転職コンシェルジュのワークポート、その特徴と評判を徹底解説!
転職企業は世の中にたくさんあります。まず思い浮かべるのがリクルートやdodaといった知名度のある老舗の大手企業でしょう。
しかし、それ以外にも年齢構成別に得意分野が分かれていたり、外資系やIT系に特化した企業など、最近では数多くの転職企業が存在します。
たとえば、以下のものがあります。
- 若年層向けの「はたらいく」、「キャリトレ」など
- 中高年齢層向けの「マイナビミドルシニア」、「ミドルの転職」など
- 外資系向けの「JACリクルートメント」、「ロバート・ウォルターズ」など
- IT向けの「レバテックキャリア」、「ギークリー」など
近年では転職エージェントもカテゴリー別の細分化が進んでいます。
今回は、転職コンシェルジュを掲げるワークポートをご紹介します。
コンシェルジュとはフランス語で集合住宅の管理人という意味をもちます。現在ではホテルなどの総合世話係という意味合いが定着していますが、転職にコンシェルジュという言葉を用いたワークポートの特徴や評判を解説していきますので、転職を希望している方は参考にしてください。
目次
ワークポートとは?会社の概要について

ワークポートは2003年に設立された比較的新しい会社です。当初はIT人材を中心にした転職ビジネスを展開していました。社名は創業者の思いである「キャリアの港のようなインフラを創りたい」という思想からワークポートと名づけられました。
しかし、2014年よりIT人材以外の総合人材サービスに転換し現在にいたっています。拠点も首都圏を中心に、北海道と東北を除く全国の主要都市に構え、2017年にはエリアごとに分かれて事業部をグループ会社化し、更なる発展を続けています。
総合人材サービスに転換した結果、IT分野以外の業界でも着実に評価が上がっています。特に未経験での転職の分野が評判となっています。
これは、転職コンシェルジュの活躍はもちろん、会社が一丸となって結束した結果といえます。総合人材サービスとしてスタートを切ったばかりのため、今後の展開に目が離せません。
ワークポートの特徴1:ワークポートの得意分野

ワークポートの特徴は、利用者が20代から30代の若手会社員が多く、とりわけ第二新卒や女性の利用も多くなっていることです。
これはIT分野に強い同社ならではの特徴です。現在ではIT分野以外にも事業を広げ、特に転職コンシェルジュの活躍による未経験職種の転職に定評があります。
今回は、ワークポートの得意分野として創業当時から行っているIT業界への転職が強い理由と、ワークポートの人材派遣について紹介しますので、この業界への転職を希望する方は参考にしてください。
1:IT業界に強い
創業時から行っているITビジネス業界への人材紹介ノウハウがあるため、ワークポートはIT業界に強い特徴があります。あつかっているIT人材の求人数も業界トップクラスで、約7,000件あり、ITエンジニアだけをとっても約5,000件と幅広い案件を取り揃えています。
通常、IT業界の転職エージェントではスキルが足りないなどの理由で先方企業とマッチングしない場合は案件を紹介してもらうことができません。ですが、ワークポートでは検討の余地があれば紹介するといったスタイルを貫いています。そのため、利用者のことを考えたサービス体制を整えているといえます。
IT以外にもWEBやゲーム業界にも強く、エンジニア出身のコンサルタントも多いため質の高いサービスを受けることができることも特徴です。新たな可能性として志望先の業種や職種を広げた提案を受けることができるため、利用者の満足度も高く、高評価につながっています。
2:ワークポートの派遣について
ワークポートでは、2006年5月からIT業界に特化した人材派遣を行っています。これは子会社のスマートワーク株式会社を株式会社ワークポートスタッフィングと社名変更し、おこなっているビジネスです。
IT人材向けの転職コンサル事業と人材派遣事業を一緒に提供することで相乗効果を高め、人手不足が深刻なIT業界の課題を解決することを目的に活動しています。
IT業界の多様なスキルを求める要求に対し、適材適所の人材を紹介することでワークポート内のワンストップでの経営課題の解決を目指しています。
ワークポートの特徴2:コンテンツの充実

ワークポートは、IT業界の転職市場における国内有数の企業であり、ホームページ以外にも就職支援ツールをもっています。
それは、パソコンやスマートフォンに対応するアプリであるイーコンシェルです。これは秀逸との評価を得ています。
ここからは、情報を登録した後のログイン方法やイーコンシェルについて解説していきます。
1:ログイン方法
転職活動で大切なのが、自身の履歴情報の登録ですがイーコンシェルに登録する際は詳しい情報の登録は必要ありません。
必要最低限の情報の登録からはじめられるので利用者の負担も最小限ですむでしょう。必要情報以外はメールアドレスとパスワードを設定することでログインできるようになります。これにより、ホームページ上の利用が可能となるのです。
そして、転職コンシェルジュと日程調整をおこない面談を実施します。それが終わればイーコンシェルを経由して企業の紹介が開始されるという流れになっています。
ワークポートは転職コンシェルジュを活用した未経験分野への転職支援も評判となっています。そのため、未経験分野への転職を考えている人にとって転職コンシェルジュの面談は強力な支援といえるでしょう。
2:ワークポートのアプリ「イーコンシェル」
パソコンやスマートフォン向けアプリとして開発されたイーコンシェルは、スケジュール管理や応募状況、求人レコメンド機能から担当コンシェルジュへのメッセージ機能など転職者にとって重要な情報を一元管理できる特徴があります。
担当者とメッセージ機能で情報交換しておけば、応募や日程調整などに対応してもらえるなど時間がないときなどに重宝する代物です。日程調整結果などはイーコンシェルに反映されるので、自身のスケジュール管理に有効で無駄なく転職活動をおこなうことができるでしょう。
ワークポートのよい評判

ワークポートは特にIT業界への転職に実績と定評がありますが、一般的な知名度は大手の転職支援会社と比べるとまだ高いとはいえません。そのため、実際に利用した人たちの声が気になると思います。
そこで利用者の口コミを参考に、ここからはよい評判と悪い評判について項目ごとに説明していきます。特にIT関連の職種を探している人は参考にしてください。
よい評判1:対応が早いので、転職までがスムーズ
ワークポートは、転職コンシェルジュの対応が早いという評価情報が多いです。そのため、時間がないときの転職に向いているという評価があります。特に面談後の案件紹介までのスピードが他社よりも圧倒的に早いと評判です。
具体的には、初回面談をした当日に20通、翌日に30通もの案件紹介がおこなわれたとのことです。また、メールへの返信も即日にレスポンスがあるなど高い評価を受けています。通常の返信は翌日が一般的ですので高評価をえる理由がわかります。
同様に日程調整もなかなか進まない業界事情があるにも関わらず、他社と比較して圧倒的に早いです。そのため、時間がない中急いで転職を決めたい人に特におすすめです。
よい評判2:IT系の転職希望者におすすめ
創業時からIT関連の転職市場の開拓に注力してきたワークポートは、現在でもこの業界での優位性を保っています。これは長年の実績と信用の積み重ねによりクライアントであるIT企業からの信用が厚い証拠です。
評判の中でも、特にITやWEB業界に強いという評価が多く、大手よりも信用できるという認識を利用者は持っています。中には他社で紹介してもらえなかった案件をワークポートだと紹介してくれたという評価もあります。
このように、IT関連に強みをもつワークポートはIT企業の採用担当者と太いパイプを持っているため、これらの業界を希望する利用者に最適と言えます。
ワークポートの悪い評判

ワークポートは、利用者からの評価もおおむね高いため、評判のよい転職エージェントといえます。しかし、中には担当者との行き違いや慎重に案件を精査し検討したい利用者との間のすれ違いなどで、悪い評判があることも事実です。
ここでは、そのようなワークポートの悪い評判についていくつか紹介と検証をしていきますので、転職を検討されている方は参考にしてください。
悪い評判1:案件紹介が質より量
よい評判の裏返しといえる内容ですが、案件の紹介が質より量で精査するのが大変という評価があります。先によい評判で紹介してきましたが、ワークポートの特徴として面談後に大量の案件を紹介してきます。
じっくりと検討したい利用者にとって、そのボリュームは弊害になる可能性があります。量に圧倒されすべての案件に目を通すのが大変という評価があるのです。
IT業界は日々進歩しているため企業が要求する求人内容も変化が多いです。そのため、案件も大量に発生します。これは自身の希望にブレがなくスピード感をもって仕分けができる人にとっては問題ありません。しかし、案件を吟味しじっくりと検討したい利用者にとっては厳しいといえるでしょう。
悪い評判2:やりとりが事務的
こちらもよい評判の裏返しという内容ですが、担当とのやりとりが事務的でシステマチックという印象をうけたという評価があります。ワークポートはスピード感を重視する企業のため効率化を優先した結果、利用者によっては事務的な対応と感じることもあるのでしょう。
大事なことは、転職先を決めることで担当者の対応ではありません。その過程で対応が事務的だったとしても、よほどひどい扱いを受けない限りは目をつむったほうがよいでしょう。実際やりとりが事務的と回答した人も、対応に不満はないと回答しています。
ワークポートが掲げる転職コンシェルジュとは?

転職コンシェルジュとは、ワークポートが掲げる登録商標の1つです。キャリアコンサルタントの名称を変えてこのように呼んでおり、イーコンシェルとならんでワークポートの特徴といえます。
ワークポートではコンシェルジュのように、さまざまな要望や悩みに応えることで転職者の満足度を高めていきたい。そして、企業として質の高いサービスを提供していきたいという会社の経営哲学があります。
実際に紹介案件の情報収集や面接、入社時期の日程調整だけでなく、個人からは切り出しにくい年収交渉まで引き受けてくれるなどのきめ細かいサービスが特徴です。
また、転職コンシェルジュはそれぞれの分野の経験者が多く知識量も豊富です。そのため、利用者に合った提案をすることができます。
たとえば、転職希望者の最初の関門である書類選考や面接対策に時間を割いています。特に面接は過去数年間のデータを参照し、傾向と対策を分析して面談時に伝えるなど他社にはない特色を持っているのです。ですから、転職に不安のある人や未経験分野にチャレンジしたい人は特におすすめです。
まとめ
ワークポートの特徴として、創業時からの取り組んでいるITやWEB関連の求人とりあつかいでは国内有数の企業です。紹介可能な案件や面談から内定獲得に至るプロセスの早さも業界トップクラスで、スピード感をもった企業ということができるでしょう。
サービスの特徴として、転職コンシェルジュがあります。これにより、転職希望者のさまざまな要求に応えて顧客満足度を高めています。そのほかにもイーコンシェルというアプリを提供し、スケジュール管理や応募状況、担当者メッセージなどの転職支援ツールが高評価を得ています。
よい評価と悪い評価を分析すると、面談後の案件紹介の量が多いため利便性が高いと感じる人がいる反面、慎重に検討したい人には不向きと言えるでしょう。また、すべての行程でスピード感があるため時間がない人には有効という評価がある一方で、効率化を優先するあまりやりとりが事務的という評価もあります。
このように、ワークポートは在職中などで転職活動に割ける時間がなく、ITやWEB業界に転職を希望する人にとっては最適といえます。また、未経験者が転職したい場合も素晴らしい支援をえることができるでしょう。
懸念される事項としてはワークポートの特徴であるスピード感や事務的な対応に利用者が戸惑い、焦る可能性があるということです。
ワークポートは強みであるIT・WEB・ゲーム業界以外の分野においても守備範囲を広げています。総合人材サービスとして着実に成果を上げ、発展を続けているため今後も注目を集めていくことは間違いありません。
転職エージェントは複数登録がおすすめ
自分が目指す転職をスムーズに叶えるには、1社の転職エージェントだけに頼るのは効率的とはいえません。
たとえば、自分にマッチしない転職エージェントに登録してしまうことは、希望する求人案件に出会えずに転職活動を長引かせてしまう原因となるでしょう。
求人案件の幅を広げるためにも、あらかじめ年齢、職種などを考慮した、複数の転職エージェントへ登録しておくことをおすすめします。
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